今回は水虫・爪水虫(足白癬・爪白癬)について説明します

水虫・爪水虫(足白癬・爪白癬)とは

水虫・爪水虫(足白癬・爪白癬)はカビの一種である白癬菌が、皮膚の表面(角質層)に寄生することによって起こる皮膚の病気です。白癬菌は気温や湿度が高いと活発に増殖していくので、夏になると症状が悪化する事が多いです。足白癬は5人に1人、爪白癬は10人に1人が罹患していると言われています。

白癬菌に感染するしくみ

白癬菌は、感染した皮膚から剥がれ落ちたアカの中でも数週間は生きているので、それに触れることで菌が皮膚に付着し感染します。ただし、乾燥した皮膚に付着しても、洗い流せば感染する事はありません。洗い流されずに残った菌が、傷ついた角質から入り込み、更に繁殖しやすい環境にあった時に感染が成立します。特に靴の中は湿度が高いので足は繁殖しやすく、免疫力が落ちている場合にも感染しやすくなります。

種類と症状

白癬菌が感染する部位によって症状は異なります。

種類 症状
足白癬 趾間型 足の指の間が赤くかぶれて皮が剥けたり、白くふやける
小水疱型 かゆみが強いのが特徴で、足の裏の土踏まず周辺に小さな水ぶくれができて、やがて皮膚が赤くなり剥けてくる
角質増殖型 足の裏全体の皮膚が厚く硬くなり、皮膚が剥けたりひび割れを伴うこともある。爪白癬を合併していることが多い
爪白癬 爪が白~黄色に濁り、その後爪が厚くなったりぼろぼろになったりする

検査

足白癬の場合は皮膚の一部を、爪白癬の場合は爪と皮膚の境目から爪を採取して、顕微鏡にて白癬菌の有無を調べます。

治療

抗真菌薬の塗り薬や飲み薬が用いられます。

予防法

  • ☆足の指や指の間まで丁寧に洗い、体を清潔に保ちましょう
  • ☆足ふきマットや共有のスリッパはこまめに洗ってよく乾燥させ、床・畳も清潔に保ちましょう
  • ☆通気性の良い靴や靴下を選び、靴は毎日履き替えましょう
  • ☆サウナやプール等、たくさんの人が素足で利用する施設では、利用後に足を清潔にしましょう
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足白癬・爪白癬と紛らわしい病気はたくさんありますので、
気になる症状のある方は早めに病院を受診しましょう。