今回は骨粗鬆症について説明します
骨粗鬆症について
骨の強度に異常をきたし、そのために骨折しやすい病態。
骨強度は骨密度と骨質により反映され、骨密度低下のみでなく、骨質の劣化が重要視されている。
罹病率は、50歳以上の女性で24%、50歳以上の男性で4%、男女とも加齢とともに増加し、男女比は1:3で女性に多い。
原因
(1)加齢
加齢によってカルシウムの吸収が悪くなり、骨密度が低下する
(2)更年期と閉経
閉経後女性ホルモンの分泌が低下すると、骨吸収のスピードが速まる為(エストロゲンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがある)、骨密度が減少する
(3)ダイエット
成長期にはカルシウムや他の栄養素もバランスよく摂取することで、骨密度を高く保つことが出来る
症状
骨折のない症例では症状を伴わない為、見過ごされる事も多い。
検査
(1)骨密度の検査
DXA(デキサ)法・超音波法・MD法があり、当院ではかかとに超音波を当てて測定する超音波法にて検査している
(2)血液や尿で骨代謝マーカーを検査する
- 骨形成の評価:BAP(骨型アルカリフォスファターゼ)等…
- 骨吸収の評価:NTX(1型コラーゲン架橋N‐テロペプチド)等…
- ビタミンK補充の評価:UCOC(非グラ化オステオカルシン)
治療
加齢に伴う場合、カルシウムの吸収を促す薬や、女性ホルモンの減少が原因の場合は、女性ホルモンに似た作用のある薬が用いられる。
加齢に伴って骨密度は減少しますが、カルシウムを十分摂取し、適度な運動を心掛けましょう。
カルシウムを多く含む食品として…
牛乳、ヨーグルト、煮干し、小松菜、豆腐、ひじき等…

若い時と比べて、4cm以上身長の短縮があれば、骨粗鬆症が疑われます。
一度、検査をしてみませんか?
一度、検査をしてみませんか?

