今回は癌(悪性新生物)について説明します

癌(悪性新生物)とは

悪性腫瘍のことで、細胞が何らかの原因(遺伝子の変化等…)で変異して増殖を続け、周囲の正常な細胞組織を浸潤したり、他の組織などに転移します。人体のエネルギーを消耗したり、正常な組織と入れ替わり臓器などの機能不全を引き起こします。現在、癌は死因の第一位です。男女共に多いのが、肺癌、胃癌、大腸癌、肝癌で、女性では乳癌も増加傾向です。

分類

造血器由来 白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫等…
上皮細胞由来 肺癌、胃癌、大腸癌、肝癌、乳癌、子宮癌等…
肉腫(非上皮細胞由来) 骨肉腫、平滑筋肉腫、脂肪肉腫等…

危険因子

危険因子 癌 内容
喫煙 肺癌
喉頭癌
口腔癌
咽頭癌
食道癌
タバコの煙に多くの発癌物質が含まれています
食事 胃癌
大腸癌
食道癌
塩分・肉類・アルコール等、特定の食品が過剰になると癌を引き起こします
またバランスを欠いた食生活は癌のリスクを高めると考えられています
遺伝的要因 乳癌
子宮癌
大腸癌
リスクの高い遺伝子を受け継ぐ事があり、遺伝的要因と家族に共通する環境が影響し合って、発癌を促すと考えられています
環境的要因 肺癌
化学物質を扱う工場での労働者や、周辺地域の方、産業廃棄物による 環境汚染等が、癌のリスクとなっています。 発癌性のある化学物質として、有名なのがアスベスト(石綿)です
病原微生物 肝臓癌
胃癌
子宮頸癌
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスは肝臓癌、ヘリコバクター・ピロリ菌は胃癌のリスクを高めます
子宮頸癌の原因はヒトパピローマウイルスへの感染と言われています

検査

血液検査、超音波検査(エコー)、便潜血、CT、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)等…

nurse
喫煙や食事等、生活習慣に関わる原因は特に癌の危険因子として、ウエイトが高いので注意が必要です!