掲載日付:2016/02/08

災害救護・国際協力研修に参加して

1月23日(土)~24日(日)の2日間にわたってNPO法人TMATによる災害救護・国際協力ベーシックコース(TMAT)研修に参加し、貴重で様々な体験や勉強ができました。
今回の研修で、災害現場で実際に使われる無線を用いたMETHANEによる情報伝達方法や迅速に疾患を予測し優先順位を決定していかなければならないトリアージ、海外へ派遣されるうえでの自己防衛及びチームスタッフへの配慮として必ず行わなければならない予防接種、病院防災やテロ・列車事故・原発事故など政治的要因が絡んだ特殊災害への対応を学びました。
また、ほかの医療団体や国連機関などとの連携も不可欠で重要だと感じました。
そして被災地での巡回診療方法や自炊訓練、机上訓練による現場活動の判断、記者会見訓練など興味深い研修ばかりでした。特に、実際に現場に行かれた方たちの体験談はとても貴重でした。
今回の災害救護・国際協力を研修し、災害現場では国柄や宗教、考え方が違う「様々な人」に対し私たちができることを短時間かつ的確に判断し行動しなければならないため、今の自分のままではまだまだ通用しない世界だと痛感しましたので、これからもっと精進して自分の世界を広げていきたいと思います。

鹿児島徳洲会病院 病棟看護師
日高 光

集合写真

掲載日付:2016/02/08

災害救護・国際協力ベーシックコース(TMAT)を開催しました!!

去る平成28年1月23日(土)~24日(日)、NPO法人TMATによる第42回災害救護・国際協力ベーシックコースを当院で開催しました。

このコースは、被災地で医療活動を行うための基礎知識と災害時の備えを学び、災害時に迅速で適切な医療活動、病院防災への主体的な取り組みができる人材を育成するためのコースです。



当日は大変寒い中(特に2日目は大雪でした)、受講生15名、インストラクター(アシスタント含み)12名、ボランティアスタッフ20名、事務局2名の計49名が参加しました。

ボランティアスタッフは、神村学園高等部看護学科の生徒さん8名や鹿児島消防局の方にお手伝い頂き、また受講生も山形(新庄)、神奈川、奈良、福岡、屋久島からご参加頂き、とても盛り上がったコースとなりました、ありがとうございました。

また、初日に南日本新聞記者の取材も受け、1月24日朝刊に掲載(地域総合15面)されていますので、ご興味のある方はご覧ください。

当院は、これからもこういった活動を積み重ね、地域のみなさまに頼られる病院を目指して一歩ずつ前へ進んでいきたいと思っています。

講義

トリアージ(実技訓練)①

トリアージ(実技訓練)②

巡回診療(実技訓練)

通信(実技訓練)

ボランティアスタッフ集合写真

自炊訓練①

自炊訓練②

机上訓練

修了式

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