鹿児島徳洲会病院

TEL099-268-1110(代表)

〒891-0122 鹿児島県鹿児島市南栄5丁目10−51

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診療科・部門のご紹介Section Information

臨床検査部

技師長よりご挨拶

臨床検査部 技師長 蒲原 健一

臨床検査部 技師長 蒲原 健一

鹿児島徳洲会病院の臨床検査部責任者の蒲原(カモハラ)と申します。
6年前に福岡徳洲会病院より転任し、ようやく鹿児島にも慣れてきました。
鹿児島は、以前より数々の偉人を生んできた土地でもございます。
私もこの土地で、微力ながらも精進して参りたいと思いますので、
今後とも、病院共々ご愛好の程、よろしくお願いいたします。
さて当院は、2021年12月に谷山地区へ移転いたしました。
長引くコロナ禍ではございますが、この地域でどの様な貢献が出来るのか、
臨床検査を通し、どこまで出来るのかを模索しているところでございます。
そして今現在、
下記について重点的に取り組んでおります

新型コロナウイルスへの各対応(検体採取、PCR等)
24時間体制で対応。
救急へのチーム医療(救急車搬入時から医師、看護師、放射線技師、臨床検査技師で対応)
救急車への対応は、可能な限り搬入時から対応、バイタルチェック等、検査以外にも対応。
離島・僻地病院への積極支援(2021年実績 :与論島、沖永良部島、宮古島、屋久島)
離島は、徳洲会以外に病院がない島も多くあり、徳洲会医療の原点です。応援先では、全国のグループ病院からも応援技師が来られており、皆で協力して島を支えています。

これらの対応は、当院の臨床検査技師の特色でもあり、その為には、幅広い研修が必要になります。
ですので、当院の研修プログラムは、それを前提とし重点的に行います。

現在、
医師、看護師不足が常態化しており、臨床検査技師はより強固なチーム医療実現に向けてタスクシフト等、様々な取り組みが必要とされています。

その為に、
業務の枠にとらわれない、失敗を恐れない、
「困った人を助ける」
意識の向上が重要です。

当院の臨床検査部はそうした人材育成を目標としています。

これからも鹿児島の方々に信頼される病院を目指し、日々精進してまいりたいと思いますので、地域の皆様におかれましては、あらためて今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

検査室のご紹介

検体検査部門

当検査室では「検体検査」「生理検査」の枠を超え、検査全般ができる技師の育成に力を入れております。検体検査の専門の担当分野はありますが、一通り履修するとエコーや一般生理研修も受けることができます。その後、グループ病院内での応援もあり幅広い分野での活躍が可能です。
また、一昨年から世界的に流行した新型コロナウイルス感染症を診断するために、PCR等遺伝子検査機器は3台体制で24時間365日対応しています。

生理検査部門

心電図やエコー(超音波)の検査が主に行われていますが、エコーの検査は体への影響もなく簡単に行われる検査として重宝されています。
領域も腹部や心臓、頚動脈、下肢動静脈、上肢動静脈と幅広く検査できるようになっています。ほとんど痛みも無く色々な検査ができます。

当院での院内検査の特徴の一つとして、通常1泊入院にて行う睡眠時無呼吸検査(PSG検査)を、自宅でも出来る検査としても行っています。
日本超音波学会2021年度画像コントロールサーベイ全領域(健診、体表、血管、心臓、腹部)においてA評価を頂きました。

外来患者の採血を行う採血コーナー

日・祭日を除く午前中(8:00~12:30)に対応しています。 午後以降は総合外来処置室にて実施しております。

新人体験記

臨床検査部 出水

今年の4月で鹿児島徳洲会病院に入職してから丸3年が経ちます。
入職してからの最初の目標は、1人で夜勤業務をできるようになる事でした。
1人で入ることが出来るようになるのかとても不安でしたが先輩方が丁寧にわかりやすく指導して下さったおかげで無事1人で夜勤業務を出来るようになりました。
夜勤の指導以外にも、ルーチン業務や採血、機器のメンテナンス等様々なことを優しく丁寧に教えてくださいます。

また、私は入職してから検体検査をメインに行っていますが簡単な生理検査の業務から神経伝達速度検査や脳波検査などの神経生理まで教えてもらい、日々業務に励んでいます。

徳洲会病院は、離島・僻地医療に力を入れており、特に鹿児島県は離島の数がとても多いです。
私は今まで離島の病院への応援に2回行く機会があり、屋久島徳洲会病院と与論徳洲会病院に行かせていただきました。
当院では行っていない離島ならではの業務がありとても貴重な体験が出来ています。

検査室の方々はとても優しく、仕事の相談はもちろんですがプライベートの相談まで親身になって聞いてくださいます。
現在はコロナ禍のため出来ていませんが、夏にはバーベキューをするなどとても仲が良いです。

一人一人の業務も幅広く様々な知識を身につけることが出来とても良い雰囲気で働くことが出来る恵まれた環境です。

岸和田徳洲会病院(大阪)、野崎徳洲会病院(大阪)、南部徳洲会病院(沖縄)の
スタッフさん達と一緒に与論徳洲会病院へ応援中\(^^)/」

検査機器の紹介(検体検査)

生化学・免疫

生化学・免疫自動分析装置:各臓器の機能を評価したり、腫瘍マーカー・薬物濃度・BNP(心不全の検査)・感染症の検査を行っています。

HbA1c:過去1~2ヶ月の血糖状態を表すもので、糖尿病のコントロールに重要な検査です。

採血室

生化学・免疫自動分析装置
ロシュ社 コバス8000

血算(CBC)・凝固・線溶系

血算:赤血球・白血球・ヘモグロビン・血小板等の、貧血や炎症反応を調べる検査です。この結果は輸血実施の判断にもなります。
凝固・線溶系 :体の中で修復の為に血液が凝固する反応と、ある一定時間後に凝固した血液を溶かしていく反応があり、その機能が正しく働いているか調べる検査です。

血算(CBC)
Sysmex XN-1000

凝固・線溶系測定装置
Sysmex CN-3000

一般検査

試験紙により、尿中に排出される蛋白・糖・潜血等を調べる検査です。

検尿定性
アークレイ オーションマックス

便潜血検査装置
栄研化学 OC-センサーiO

その他

動脈血ガス:動脈血を採取して、血液のpHや酸素分圧、二酸化炭素分圧を調べる検査です。呼吸状態や代謝の状態がわかります。

血液ガス
SIEMENS RAPID Point500

検査機器の紹介(生理検査)

超音波検査

心エコー:心臓の状態(大きさ・動き・弁の逆流や狭窄)や、血栓・腫瘤の有無、大動脈の異常等がないか調べます。

腹部エコー:腹部にある臓器(肝臓・胆嚢・腎臓・脾臓・膵臓・消化管(大腸・小腸・虫垂)・膀胱・前立腺・子宮・卵巣・腹部大動脈)が対象になります。その他、腹水やリンパ節の腫脹・後腹膜等も検査します。

血管エコー:頚動脈や上下肢動静脈の検査を行います。頚動脈は動脈硬化を反映しやすい血管で、壁の厚さを計測し判定します。また血流速度を測定し狭窄や閉塞がないか調べます。上下肢動静脈も同じく、血管の狭窄や閉塞がないか調べます。

CANON
Aplio α Verifia

GE
LOGIQ S8

循環器の検査

心電図:心臓が動く時に微弱な活動電流が発生します。その変化を波形として記録し、その乱れから心臓の変化を推測出来ます。不整脈や心筋梗塞等の心臓の変化が簡便にわかります。

エルゴメーター:心電図は安静時に記録されますが、安静時は酸素消費が少ないので、心電図の有意な変化が見られません。そこで運動負荷により、酸素消費を増加させて心電図を記録する事で、狭心症等の虚血性心疾患がわかります。

ホルタ―心電図:ホルタ―博士が考案したもので、日常活動中の心電図を長時間記録します。患者さんによっては不整脈や波形異常がたまにしか現れず、短時間の検査では異常を見つけられない場合があるので、24時間機械を付けて心電図を記録します。

心電計
FUKUDA DENSHI FCP-8800

動脈硬化の検査

ABI(足関節上腕血圧比):下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標になります。
循環器領域ではPPI(経皮的末梢血管形成術)の術後評価にも使われています。

SPP(皮膚組織灌流圧):下肢虚血の重症度を評価する検査法の一つです。

眼底カメラ:眼底は直接的に血管を観察できる場所で、高血圧・糖尿病等、血管に影響が出ることのある疾患に関して重要な検査です。

ABI(足関節上腕血圧比)
FUKUDA DENSHI VaSera VS-1000

眼底カメラ
CANON CR-2 AF

睡眠時無呼吸の検査

パルスオキシメーター・簡易型ポリグラフ装置:睡眠時無呼吸の疑いがある方のスクリーニング検査として使う携帯型の装置です。患者さんの自宅で検査を行えるコンパクトな機械です。動脈の酸素飽和度を連続的に測定・記録します。

ポリソムノグラフィー(PSG検査):パルスオキシメーターにて睡眠時無呼吸の疑いがある場合、病院に一泊入院して行う検査です。体に様々なセンサーを取り付け、睡眠の質(眠りの深さ等)を評価をします。また、睡眠中に起こる異常行動や不整脈などの評価も行い、他の睡眠障害や合併症がないか調べます。当院では自宅でも検査可能です。

簡易型睡眠ポリグラフ装置
FUKUDA DENSHI Pulsleep LS-100

ポリソムノグラフィー(PSG検査)
PHILIPS RESPIRONICS Alice5

その他

脳波 :脳が働いている時の電気活動を捉えたものの一つが脳波です。覚醒・睡眠の判別、脳の機能障害(てんかん、意識障害等)の有無やその程度や広がり等を知る事が出来ます。

肺機能:肺機能障害の有無や肺の機能がどの程度障害されているか、または手術前検査・治療効果等を判定する為に行われる検査です。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断にも使用されます。

脳波
NIHONKOUDEN NEUROFAX WI‐120A

フクダ電子
SP-370COPD 肺 Per

PCR:新型コロナウイルスへの対応として、抗原検査、PCR機2種を導入し、24時間体制で対応しています。

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